釧路市丹頂鶴自然公園
タンチョウは古くから伝わる民話の中にも登場する身近な鳥で、江戸時代までは各地でその姿を見ることがきましたが、明治に入ると急激に個体数を減じて全く確認することができなくでなりました。
大正13年に至り、釧路湿原で十数羽のタンチョウが確認されたことを契機として地元の方々の努力により保護活動が進められ、昭和27年には国の特別天然記念物に指定されました。
釧路市丹頂鶴自然公園は昭和33年8月に開園し、昭和45年に人工ふ化に成功して以来多くの増殖を手がけてきました。
昭和62年には2か年にわたり前面改築を行い、見学だけではなく学術施設としても充実を図り、常時20羽前後のタンチョウが放飼されています。
冬には給餌場に集まるタンチョウも夏の間は広い湿原に分かれて暮らすため、一般の目にふれることはほとんどありませんが、丹頂鶴自然公園では4代にわたる飼育を続け、毎年5月になると愛らしいヒナの姿を見ることができます。
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